コーチングとは
コーチ(Coach)という言葉が登場したのは1500年代で、「馬車」という語源に由来しています。
「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」という意味があります。
「その人が望むところ」という点がポイントで、目的地を自分で決め、自分の力で進むことを大切にします。
しかし、目的地に到着するまでには多くの障害や問題が生じます。
自分ひとりでは解決できずに悩んだり、前に進むことが困難になることも多いと思います。
そのような場合に励ましてくれたり、認めてくれたり、時には肩をポンと押してくれる人がそばにいたらどんなに心強いことでしょう。
そんな心の支えになるのがコーチです。
コーチは、相手を認めて答えを引き出すためのコーチング(コミュニケーションスキル)を使い、「その人が望むところ」まで一緒に進んで行きます。
図:PDCAサイクル
コーチングはコミュニケーションスキルのひとつです。
『話を聴いて質問して、そして答えを導き出す』
コーチングには多くのスキル、そして指針があります。

■コーチングの指針

  • 1.人には可能性がある
  • 2.人には向上心がある
  • 3.自分と未来は変えられる
  • 4.答えはその人の中にある
  • 5.言葉は行動を変える
可能性を秘めているのは、その人の無意識の部分である潜在意識です。
コーチは、コーチングスキルを用いて相手の潜在意識に働きかけ、その人が必要とする答えを見つけ、本来持っている能力を引き出すのです。

■コーチングを学ぶと

コーチングはコミュニケーションスキルです。
コミュニケーションをとることで、相手との信頼関係が深まります。
相手の話を聴き、相手を認め、そして質問していくことで、行動できない人や、目標が明確にならない人が、自ら考え行動できる人へと成長します。
また、コーチングを自分自身に使う「セルフコーチング」ができるようになります。
自分に問いかけることで、現状の把握と目標を設定し、その目標を達成するための行動を自分で考えることができます。

■コーチングの歴史

1500年代
コーチ(Coach)という言葉が「馬車」、大切な人をその人が
望むところまで送り届けるという意味で生まれる
1840年代
イギリス・オックスフォード大学で、学生の受験指導をする
個人教師のことを「コーチ」と呼ぶようになる
1880年代
スポーツの世界で、ボート競技の指導者が「コーチ」と呼ばれる
1950年代
アメリカ・ハーバード大学でマネジメントスキルとして
コーチングが研究され始める
1980年代
コーチングが企業研修に取り入れられる。書籍の出版も進む
1990年代
プロフェッショナルのコーチが登場
2000年代
アメリカでは約10,000人以上のコーチが活躍。
日本の企業でも導入が始まる
2003年1月
エ・ム・ズのICP(Independence Coach Program)開講

■コーチングとティーチングの違い

ティーチングはティーチャー(先生・教師)が持っている知識などを相手に教えることです。
どちらかというと、ティーチャーからの一方的な説明が多くなりますので、相手は発信されたものを受け取るという受け身になりがちです。
それに対してコーチングは、知識を与えるのではなく、相手自身に考えてもらい、コミュニケーションをとりながら答えを導き出していきます。
ただし、コーチングを機能させるには、相手の中から答えを出すのに十分な情報が相手の中にあることが重要です。

■コーチングとカウンセリングの違い

カウンセリングは相手の話を聴くことに十分時間を使い、心理的な回復をサポートします。
話を聴くことで病気やトラウマ(精神的外傷)などの原因を探り、相手にあった治療を行います。
過去に経験した感情や感覚に焦点を当て、それを開放することを重視していきます。
それに対してコーチングは、傾聴した上で、相手に質問をして相手から解決方法を導き出すためのサポートをすることに重点をおきます。
過去の出来事や感情よりも、現在の事実に焦点を当て、そして、よりよい未来をイメージし、そこに向って行動することを重視します。

コーチングとは
コーチング写真1
コーチング写真2
コーチング写真3
一般的には会議運営などをサポートする専門家のことをいいます。
ファシリテーターとして「聴く」、「説明する」、「質問する」、「要約する」などのコミュニケーションスキルが必要となります。
また、相手が話しやすくなるような、ノンバーバル(非言語)コミュニケーション能力やコーディネーション(調整)能力なども必要です。このようなスキルを持つファシリテーターは、会議運営だけでなく、組織や集団における問題解決や合意形成においても重要な役割を担うことから、最近とても注目されています。
プロジェクトを進める上で、チームのコミュニケーションを円滑にし、結果に導くファシリテーターの役割は、非常に大きいといえるでしょう。
■コーチング研修を実施するファシリテーターとは
コーチングには正解がありません。
どの答えも正しいのです。参加者から出た多くの答えに対して正解、不正解をだすのではなく、それらの答えをうまくまとめて、参加者に気付きを与えるのがコーチング研修のファシリテーターです。コーチング研修の特徴はワークが中心となりますので、十分体感してもらえるようにワークを進めていくことも重要な役割です。「傾聴」「承認」「質問」などのスキルを使い、参加者に考えてもらうように導くことが大切です。

■ファシリテーターのスキルを学ぶと

ファシリテーターとして必要なコミュニケーションスキルを学ぶと、会議運営やチームをまとめる力が格段に上がります。
例えば、思い通りに進まない会議を短時間で結論を出すことができるようになったり、まとまりのなかったチームが一致団結し、スムーズにプロジェクトを遂行することができるようになります。
ファシリテーターのスキルは、チームや組織に所属する方には非常に有効で必要不可欠なスキルです。
また、自分の伝えたいことがしっかり相手に伝わるポイントを学ぶことができ、場を和ませたり、意見が出やすくなる安心感を与える方法を知ることができます。

ICPとは
エ・ム・ズのコーチング講座は、通称『ICP』と呼び、Independence Coach Programの略です。
コーチングスキルとNLP、ファシリテーションスキルを学び、進化するあなたのための「学び→挑戦→活躍の場」であるプログラムです。
スキルの習得はもちろん、自分自身についてもじっくり考えていきます。
コーチングスキルを学び、自分や周りの人について知ることで、多くの可能性を発見できます。
「自分の可能性を知りたい!」「もっと進化したい!」と思っている、そんなあなたのサポートをするのがICPです。
2003年から開講したICPの卒業生は、のべ300人です。
卒業後の皆さんは、ICPで学んだことを活かしてそれぞれに活躍しています。
卒業生の活躍については、コチラ http://www.icp-coach.info/course_detail02/index.html#J をご覧ください。
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