「興味のあることには、あまり抵抗なく挑戦してきた池崎さん。
「でも、ずっと、わたしなんて・・・というコンプレックスを抱えていた」
という。だからこそ人一倍努力し、人のために一生懸命でありたいと考える。
いま、話し方の講師として、自信をもって上手に話すことで
毎日をいきいきと暮らす方法や気持ちを伝える話し方を教えている。
今後も「ことばえらびや伝え方で人生そのものが楽しくなるんだ!という
ことをもっと伝えていきたい」と、思っている。
21歳からはじめた、テレビやラジオのレポーターの仕事。 結婚、出産後は家庭と両立しながらフリーとして結婚式の司会を中心とした内容に転換。 そして、30歳で会社を設立した池崎さんはとってもやり手なキャリアウーマンのイメージがあるが。 「たまたま近所の結婚式場に結婚式の司会のお仕事はありませんか?と、訪ねて行ったのがきっかけで、ご依頼をいただくようになったんです。 私ひとりでは手一杯になったので、仲間を司会者として紹介しているうちにそれが定期的な仕事としてまわるようになり、ありがたいことに売上げも上がってきたので、アドバイスをいただき会社にしただけのこと。 すごく自然な流れでやってきたことなんです」そう話す池崎さんには全く気負いが感じられない。 33歳で子ども2人と訪れたアメリカのホームステイもそう。 「ママ友と公園で子どもを遊ばせているときに、暇だから英語の勉強をしようか・・とはじめたんです。 それが楽しくて、せっかく話せるようになったのなら活かしたいと、アメリカに行きました。 でも、実際、流暢に話せたわけでもなく1週間の滞在で、親子そろってやせて帰ってきました、笑。 アメリカでやせるなんてよっぽど・・・と、みんなには笑われましたね」その後、アメリカから買い付けた洋服や雑貨を取り扱うブティックの経営にもチャレンジするが、その間も、地元のケーブルテレビのキャスターを7年間務めることになど、ずっと話しのプロとして現場に携わってきた。
「人が好き、話すことが好き、そんなシンプルな思いです。
ただ、年齢を重ねてくると、次第にそれだけでは勝負できなくなってくる。
どんな職種でもそうだと思うのですが、ただ単に技術や経験があるだけでは、なかなか評価してもらえないですよね、若かったり、能力のある人はたくさんいるわけで・・」
そこで出会ったのがICP講座。友人の誘いで説明会に足を運んだのがきっかけだという。
「コーチングやファシリテーションの考え方がすごく自分に馴染んだのです。
ことばを選んで使うことで、プラスの思考や行動につながること。
伝えることを意識して話すことでよりコミュニケーションが円滑になること、会をまとめ進行するにはプロセスやルールがあることなど、具体的に普段の暮らしや話す仕事に役立つことが多く、
この考え方を身につければ話すことにプラスαとして、教えていくことや伝えていくことができると思ったんです」
早速、フロム・サーティに登録しているスタッフにも受けてもらえば、みんなの仕事にプラスになるはず!と思い、直談判。その結果、すぐにフロム・サーティにてICPを開催。講座を受講した池崎さんだったが、壁はいくつもあったという。
「もともとは引っ込み思案な性格なので、新しい環境になんだか恐縮しちゃって、自信がもてなくて質問もできなかったんです。
一緒に講座を受けている仲間と自分はレベルが違うんじゃないかと悩んだり・・。
でも、知らない世界を知るってなんだか楽しくて、いつも刺激を受けていました」
講座終了後は、「みんなそれぞれにドリマ先生としてデビューしたり、話し方の講師として活躍しています。
学ぶだけではなく、実際に実践できる場があるのは、この講座のいいところかもしれませんね」
現在は、大学の非常勤講師として、学生にドリームマップを取り入れたキャリアデザインの授業を行ったり、企業研修や講演会など話し方の講師として全国を飛び回る池崎さん。 最近では、2008年3月に初のビジネス書籍「心をギュッとつかむ 話し方入門(かんき出版)」を出版。 ビジネス書ランキングにランクインするなど、人気を博している。
「今後は、私自身もっと講師としてスキルアップして、話すことをテーマに講演活動を積極的におこなっていきたいと思っています。
私のドリームマップには、アメリカで講演!NYオフィス開設と、描いてあります」
そして、自立した関係で支えあっている家族みんなが幸せであってほしいと願っている。
「仕事を続けてこれたことは、やっぱり家族の支えが一番。
息子たちは、コスタリカと中国にそれぞれ留学し、なにかにつけてこんな母を気遣ってくれます。プロボーラーの主人からは仕事の厳しさを教えてもらったり、ライバル!として刺激を受けています、笑。
私が好きなことをして自立できているのは、家族や仲間のおかげ。
みんながハッピーに暮らしていけるように、私は話すことを通して応援したいと思っています」

話し方講師・ドリマ先生
池崎晴美(いけざきはるみ)さん
INPO法人日本ホスピタルクラウン協会副理事長/NHK文化センター講師
1994年司会請負会社フロム・サーティを設立、現在は、話し方講師、フリーアナウンサー としても活躍中。
また、エ・ム・ズICP認定コーチとして、教育機関をはじめ、企業、省庁などでも精力的にコーチングの研修を行っている。
20年間、タレント、司会業を務めてきた<話し方のプロ>として、コーチングスキルと実践を交えながら、話し方の大切さを伝える。